生活と現実

マニュアル通りにやったのに、壊れることがある。

仕事において、「マニュアル通りにやるべきか?」という話がよく出る。
個人的には、経営者じゃない限り、マニュアル通りにやるのが一番だと思っている。


マニュアルを無視して独自のやり方をして、
もし失敗したら、それはもう「壊した」側になる。
「壊れた」ではなく「壊した」になるのは、リスクが大きすぎる。


だから私は、基本的にはマニュアル通りに動く
それが一番安全で、一番正しいとされるからだ。
その中で、できる範囲の工夫はするけれど、逸脱はしない。


でも、それでも壊れることがある。
自分が壊したわけではないのに、壊れてしまう。
それがマニュアルの限界なのか、運が悪いのかはわからないけど、
「マニュアル通りにやったのに壊れた」という経験は確かにある。


一番厄介なのは、その責任が誰にも明確にならないこと。
マニュアル通りにやったから自分の責任じゃない、とは言えない空気。
でも、マニュアルに従わなかったら、それは確実に“壊した人”になる。


正しさって何だろう、と考えることがある。
でも私は、正しさを自分で決める立場にはない。
だからこそ、「正しさ」より「安全さ」を優先して、
マニュアルに従うという選択をしている。


ただ、それでも壊れるときはある。
だから、今日もまた、マニュアルを一つひとつ確認して、
壊さないようにだけ気をつけながら、仕事をする。

──副業向いてない男

ABOUT ME
副業向いてない男
家族のために働いている人間です。 本当は人と関わるのが苦手です。 でも子どもは食わせなきゃいけないし、 少しでも生活をラクにしたくて、副業ブログを始めました。 やる気はないけど、やらないといけない。 そんな気持ちで、ここに静かに記録を残していきます。 ──副業向いてない男